2011年12月09日

再生の木の家

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現況は、塀で囲まれた北側の通風の悪い部分などでは土台の痛みが激しく、解体して土台から交換するような部分もありました。しかし、木造の建築は部材交換を可能にできる仕組みと考えてもよいものです。痛んだら取り替えることによって、その寿命を永く保つことができるのです。

この住宅もすでに50年以上を経過していましたが、先住の方は必ずしも建物に手をかけていただけなかったようです。しかしここを購入された建て主は、この建物の立地や周辺環境の良さ、和風の雰囲気を好まれ、痛み具合は芳しくなくても、改修で十分に修復できるというお考えで計画に当たられました。私たちはそれをかなえ、さらに木造住宅の良さを引き出すために工夫させていただきました。

腐っていたり、腐りかけ他部分の交換。間取り変更に伴う柱や梁の架け替え、それに伴う補強など、昭和の住宅の雰囲気を壊さないように心がけました。すでに高齢のご夫婦には、古い建物のままでというわけにはいきませんので、壁や屋根の断熱性能は高め、必要な箇所に熱源を確保する等の対応としました。特に、奥様こだわりの台所と浴室は色使いなどに工夫したデザインとなっています。

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ss-1996_07_0065-2.jpg 部分解体の様子
ss-hata_301.jpg 土台の痛みは厳しかった


posted by 太郎丸 at 23:05| 再生の木の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする